岡山市の4カ所を使用制限仮命令 池田組の「特定抗争指定暴力団」を検討
岡山県警は28日、岡山市の理髪店で指定暴力団・池田組の池田孝志組長(77)が襲撃された殺人未遂事件などを受け、池田組事務所と同中央町にある池田組関連施設、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下の「三代目妹尾組」と「二代目南進会」の事務所の岡山市内4カ所を、暴力団対策法に基づき使用を制限する仮命令を出した。

池田組を使用制限仮命令

県警は池田組と山口組傘下組織が抗争状態にあると認定、活動を制限し抗争激化の抑止を図る。仮命令では組員の集合や凶器保管などのために事務所を使用することを禁止する。効力は11月15日までの15日間で、県公安委員会は3カ月間の本命令についても検討していて、池田組を「特定抗争指定暴力団」に指定し、岡山市を「警戒区域」に再指定することを視野に情報収集をしている。
池田組事務所には28日午前、捜査員6人が立ち入り、使用制限を告げる標章を出入り口に張り付けた。妹尾組事務所にも標章を張り、殺人未遂事件の関係先として家宅捜索を行った。
池田組を巡っては、今年5月に市内の関連施設に軽ワゴン車が突っ込み、建造物損壊容疑で山口組系五代目山健組傘下「二代目南進会」組員・宮尾理之被告(52)が逮捕されたほか、今月26日に理髪店で池田組長が襲撃され、警護役の2人が軽傷を負った事件が発生。同日夜も池田組長方の駐車場で乗用車に銃弾が撃ち込まれ、拳銃を所持した疑いで逮捕された妹尾組本部長・福岡一彦容疑者(57)が関与を認める供述をしている。
県警は28日、吉永淳容疑者を殺人未遂容疑で、福岡一彦容疑者を銃刀法違反(所持)容疑で、それぞれ岡山地方検察庁へ送った。

池田組を使用制限仮命令

県警は池田組と山口組傘下組織が抗争状態にあると認定、活動を制限し抗争激化の抑止を図る。仮命令では組員の集合や凶器保管などのために事務所を使用することを禁止する。効力は11月15日までの15日間で、県公安委員会は3カ月間の本命令についても検討していて、池田組を「特定抗争指定暴力団」に指定し、岡山市を「警戒区域」に再指定することを視野に情報収集をしている。
池田組事務所には28日午前、捜査員6人が立ち入り、使用制限を告げる標章を出入り口に張り付けた。妹尾組事務所にも標章を張り、殺人未遂事件の関係先として家宅捜索を行った。
池田組を巡っては、今年5月に市内の関連施設に軽ワゴン車が突っ込み、建造物損壊容疑で山口組系五代目山健組傘下「二代目南進会」組員・宮尾理之被告(52)が逮捕されたほか、今月26日に理髪店で池田組長が襲撃され、警護役の2人が軽傷を負った事件が発生。同日夜も池田組長方の駐車場で乗用車に銃弾が撃ち込まれ、拳銃を所持した疑いで逮捕された妹尾組本部長・福岡一彦容疑者(57)が関与を認める供述をしている。
県警は28日、吉永淳容疑者を殺人未遂容疑で、福岡一彦容疑者を銃刀法違反(所持)容疑で、それぞれ岡山地方検察庁へ送った。