尼崎市:8か所あった組事務所がゼロに 山口組の五次団体事務所の閉鎖を確認
兵庫県尼崎市(稲村和美市長)は21日に開かれた定例会見で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組の五次団体で、三代目弘道会・野内組系権太会傘下「二代目大興會」=尼崎市昭和南通5=の組事務所について、閉鎖が確認されたことを明らかにした。2021年12月に大興會の事務所は使用禁止命令が出されていて、2018年には尼崎市内に8カ所あった暴力団組事務所は大興會の閉鎖ですべて無くなった。

閉鎖された大興会事務所
尼崎市内では山口組分裂に伴う発砲事件など抗争事件が頻発していて、暴力団対策法に基づく「特定抗争の警戒区域」に指定され、暴力団追放兵庫県民センターが2018年6月以降、地元住民の委託を受けて訴訟する「代理訴訟制度」に基づいて神戸地裁に組事務所の使用差し止めの仮処分を請求してきた。
今年3月までに尼崎市内にあった指定暴力団・絆會系「四代目真鍋組」事務所や「二代目古川組」事務所、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目古川組」事務所の計3件を解体・撤去し、自治体として山口組系三代目司興業傘下「琉真会」の事務所兼会長の自宅を買い取り、8カ所あった暴力団組事務所は大興會の1件となっていた。

閉鎖された大興会事務所
尼崎市内では山口組分裂に伴う発砲事件など抗争事件が頻発していて、暴力団対策法に基づく「特定抗争の警戒区域」に指定され、暴力団追放兵庫県民センターが2018年6月以降、地元住民の委託を受けて訴訟する「代理訴訟制度」に基づいて神戸地裁に組事務所の使用差し止めの仮処分を請求してきた。
今年3月までに尼崎市内にあった指定暴力団・絆會系「四代目真鍋組」事務所や「二代目古川組」事務所、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目古川組」事務所の計3件を解体・撤去し、自治体として山口組系三代目司興業傘下「琉真会」の事務所兼会長の自宅を買い取り、8カ所あった暴力団組事務所は大興會の1件となっていた。