大手飲食チェーンで定例会 店長と山口組系組長を条例違反で指導
大阪府公安委員会は9日付で、暴力団に定例会の場所を提供したなどとして、大阪府内の大手飲食チェーンの店長(30代)と、特定抗争指定暴力団・六代目山口組の二次団体組長(50代)の2人に対して、府暴力団排除条例(利益供与の禁止)に基づき指導した。大阪府暴力団排除条例は、暴力団活動を助長するサービスの提供を禁じ、暴力団員がその提供を受けることを禁じている。

大阪府公安委員会
この組は暴力団対策法で指定された警戒区域(大阪市、同府豊中市)内に事務所があるが、現在は立ち入りが禁じられている。組長は「事務所が使えず、求心力を高めるために顔を突き合わせる必要があった」と説明し、「条例違反は恥ずかしい。指導を守ります」と述べ、店長は「暴力団の会合は今後、断ります」と話しいてる。
店長は今年5月と6月の2回、店の個室に集まった組長ら十数人に昼食を提供し、それぞれ約3万円の支払いを受けていた。組長らは暴力団であることを店側に明かしてはいなかったが、個室で定例会を開き、定例会後は組員らが店外に一列に並び、組長を送り出していたという。

大阪府公安委員会
この組は暴力団対策法で指定された警戒区域(大阪市、同府豊中市)内に事務所があるが、現在は立ち入りが禁じられている。組長は「事務所が使えず、求心力を高めるために顔を突き合わせる必要があった」と説明し、「条例違反は恥ずかしい。指導を守ります」と述べ、店長は「暴力団の会合は今後、断ります」と話しいてる。
店長は今年5月と6月の2回、店の個室に集まった組長ら十数人に昼食を提供し、それぞれ約3万円の支払いを受けていた。組長らは暴力団であることを店側に明かしてはいなかったが、個室で定例会を開き、定例会後は組員らが店外に一列に並び、組長を送り出していたという。