三宮の飲食店襲撃 山口組系秋良連合会傘下組長ら2人に懲役2年4月の実刑判決
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神戸地裁(入子光臣裁判長)で1日、今年2月に兵庫県神戸市の繁華街・三宮にある飲食店のガラスを割るなどしたとして、威力業務妨害と建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系秋良連合会傘下「三代目東龍会」会長・林順二被告(52)と、同組幹部・高瀬宏被告(41)の判決公判が開かれ、入子裁判長はいずれも懲役2年4月(求刑懲役5年)を言い渡した。

神戸地方裁判所
両被告は今年2月18日、この飲食店が対立する特定抗争指定暴力団・神戸山口組の井上邦雄組長と親交のある店だと考え、店内に消火剤をまき散らしたり、入り口の引き戸のガラスに自転車を投げつけたりバールでたたくなどして壊し、業務を妨害した。
入子裁判長は、事前に林被告と実行役の高瀬被告が襲撃方法を相談していたことを踏まえ、「犯行は計画的で方法も悪質」と指摘。「抗争を背景に組織内での評価を高めるため行為に及んでおり、暴力団特有の身勝手な動機に酌量の余地はない」と非難した。
神戸地裁(入子光臣裁判長)で1日、今年2月に兵庫県神戸市の繁華街・三宮にある飲食店のガラスを割るなどしたとして、威力業務妨害と建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系秋良連合会傘下「三代目東龍会」会長・林順二被告(52)と、同組幹部・高瀬宏被告(41)の判決公判が開かれ、入子裁判長はいずれも懲役2年4月(求刑懲役5年)を言い渡した。

神戸地方裁判所
両被告は今年2月18日、この飲食店が対立する特定抗争指定暴力団・神戸山口組の井上邦雄組長と親交のある店だと考え、店内に消火剤をまき散らしたり、入り口の引き戸のガラスに自転車を投げつけたりバールでたたくなどして壊し、業務を妨害した。
入子裁判長は、事前に林被告と実行役の高瀬被告が襲撃方法を相談していたことを踏まえ、「犯行は計画的で方法も悪質」と指摘。「抗争を背景に組織内での評価を高めるため行為に及んでおり、暴力団特有の身勝手な動機に酌量の余地はない」と非難した。