神奈川県公安委員会は14日、暴力団事務所として使われることを知りながら、知人の指定暴力団・
稲川会系組長(55)から依頼を受けて雑居ビルの1室を貸し付けたとして、神奈川県内の建築会社の男性取締役(60)に対し、県暴力団排除条例に基づき建物を貸し付けないよう勧告した。

神奈川県公安委員会
建築会社の男性取締役は、知人の
稲川会系組長から依頼を受けて、2016年4月~2022年5月ごろ、同社が所有する神奈川県平塚市内の雑居ビル2階の1室を貸し付けたという。
稲川会系組長は今年5月、不法に組事務所を開設したなどとして、同条例違反の疑いで逮捕・略式起訴され、罰金刑を受けた。
- 関連記事
-