愛知県警の捜査車両からApple社製「AirTag」を発見 警戒を強化
今年5月、愛知県警豊田署の来庁者用駐車場に止めてあった捜査車両1台に、アップル社の紛失防止グッズ「AirTag」が取り付けられていたことがわかった。AirTagは2021年に販売開始された500円玉ほどの大きさの紛失防止グッズで、鍵や財布、カバンなどにつけておけばiPhoneなどでAirTagの位置情報を確認でき、電池の寿命が最低でも1年程度はあるとされる。

愛知県警豊田署
県警の捜査員が捜査車両に乗り込もうとした際、車の後部にあるマフラーに黒色のプラスチック製の箱が取り付けられているのを発見。確認したところ、中にAirTagが入っていたという。県警は、暴力団を始め犯罪組織が警察の動向を把握するために取り付けたとみて捜査を始めた。
現場の駐車場は誰でも出入りが出来るうえ、目立つ場所に取り付けるなどその稚拙さから、県警内には「いたずら目的では」との見立てもあるが、県警は暴力団などの組織的な犯罪グループが捜査状況を監視するために取り付けたとの見方を強めている。

愛知県警豊田署
県警の捜査員が捜査車両に乗り込もうとした際、車の後部にあるマフラーに黒色のプラスチック製の箱が取り付けられているのを発見。確認したところ、中にAirTagが入っていたという。県警は、暴力団を始め犯罪組織が警察の動向を把握するために取り付けたとみて捜査を始めた。
現場の駐車場は誰でも出入りが出来るうえ、目立つ場所に取り付けるなどその稚拙さから、県警内には「いたずら目的では」との見立てもあるが、県警は暴力団などの組織的な犯罪グループが捜査状況を監視するために取り付けたとの見方を強めている。