千葉 貯水槽遺体遺棄事件 初公判で起訴内容認める
>>関連記事
千葉地裁で24日、2020年10月に千葉県印西市で左足首を切断された男性の遺体が見つかり、指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」傘下幹部らが逮捕された事件の初公判が開かれ、殺人罪などに問われている無職の暴力団関係者・中上忠壽被告(50)=住所不定=は「間違いない」と起訴内容を認めた。

防火貯水槽内で遺体を発見
この事件は2020年10月、成田市の運送業・宮内孝介さん(当時46)の遺体が印西市の防火貯水槽の中から左足首が切断された状態で見つかったもので、中上被告が、住吉会傘下幹部らと共謀し、宮内さんの首などを包丁で突き刺して殺害した後、遺体を解体・遺棄したとして殺人と死体損壊、死体遺棄などの罪で起訴された。
冒頭陳述で検察側は「暴力団関係者による組織的な犯行で、被告人は暴力団に貸しが作れると考え、犯行に及んだ」などと指摘。一方弁護側は「被告人は共犯関係者も一切隠さずに供述している」などとして情状酌量を求めた。
裁判は5月31日に結審し、6月6日に判決が言い渡される予定。
千葉地裁で24日、2020年10月に千葉県印西市で左足首を切断された男性の遺体が見つかり、指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」傘下幹部らが逮捕された事件の初公判が開かれ、殺人罪などに問われている無職の暴力団関係者・中上忠壽被告(50)=住所不定=は「間違いない」と起訴内容を認めた。

防火貯水槽内で遺体を発見
この事件は2020年10月、成田市の運送業・宮内孝介さん(当時46)の遺体が印西市の防火貯水槽の中から左足首が切断された状態で見つかったもので、中上被告が、住吉会傘下幹部らと共謀し、宮内さんの首などを包丁で突き刺して殺害した後、遺体を解体・遺棄したとして殺人と死体損壊、死体遺棄などの罪で起訴された。
冒頭陳述で検察側は「暴力団関係者による組織的な犯行で、被告人は暴力団に貸しが作れると考え、犯行に及んだ」などと指摘。一方弁護側は「被告人は共犯関係者も一切隠さずに供述している」などとして情状酌量を求めた。
裁判は5月31日に結審し、6月6日に判決が言い渡される予定。