密売目的で覚醒剤所持 関東関根組系組員を逮捕 水増し目的でサビ防止薬剤入り
警視庁薬物銃器対策課は6日までに、東京都内のマンション一室に販売目的で覚醒剤などを所持したとして、指定暴力団・関東関根組系組員・工藤義典容疑者(35)=住所不定=を覚醒剤取締法違反(営利目的所持)などの疑いで逮捕した。調べに対し工藤容疑者は「弁護士が来てから話します」などと認否を留保している。

工藤義典容疑者(35)

押収された覚醒剤など
工藤容疑者は今年2月16日、東京都練馬区のマンションの一室で、他の人物と共謀して覚醒剤を含む結晶約151.718グラム(末端価格約897万円相当)や乾燥大麻、MDMAなどを販売する目的で所持した疑いが持たれている。工藤容疑者はツイッターや携帯電話で覚醒剤や違法薬物の購入者を募り、路上で手渡しで密売していた。
覚醒剤には金属製品のサビを防ぐ薬剤が混ざっていて、この薬剤は一見すると覚醒剤と見分けがつかないことから、覚醒剤の量の水増し目的で混ぜていたとみられている。
このマンションの一室は覚醒剤などの薬物を隠す倉庫として使われていて、薬物銃器対策課は工藤容疑が密売グループの指示役で、過去2年間で5400万円ほどを売り上げていたとみて調べている。

工藤義典容疑者(35)

押収された覚醒剤など
工藤容疑者は今年2月16日、東京都練馬区のマンションの一室で、他の人物と共謀して覚醒剤を含む結晶約151.718グラム(末端価格約897万円相当)や乾燥大麻、MDMAなどを販売する目的で所持した疑いが持たれている。工藤容疑者はツイッターや携帯電話で覚醒剤や違法薬物の購入者を募り、路上で手渡しで密売していた。
覚醒剤には金属製品のサビを防ぐ薬剤が混ざっていて、この薬剤は一見すると覚醒剤と見分けがつかないことから、覚醒剤の量の水増し目的で混ぜていたとみられている。
このマンションの一室は覚醒剤などの薬物を隠す倉庫として使われていて、薬物銃器対策課は工藤容疑が密売グループの指示役で、過去2年間で5400万円ほどを売り上げていたとみて調べている。