企業乗っ取りで幸平一家傘下「堺組」組長ら4人を逮捕 使途不明金約1億円
警視庁織犯罪対策4課などは23日までに、暴力団排除条項がある株式購入で暴力団関係者であることを隠して企業の株券を購入し、実質的な経営権を握ったとして、指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」幹部で、「堺組」組長・堺俊二こと陳俊二容疑者(61)=東京都新宿区=と、大日睦久容疑者(46)ら男女4人を詐欺容疑で逮捕し、23日に住吉会本部を家宅捜索した。4人とも容疑を否認している。

警視庁は企業の「乗っ取り」とみていて、この企業は大日容疑者が会社の代表取締役になってから、使途不明金が約1億円あり、資金が暴力団に流れたとみて調べている。
4人は2020年10月ごろに反社会的勢力であることを隠したうえで、群馬県の浄化槽の維持管理会社に同社の株券購入を持ちかけ、発行株券の約70%分を不正に買い、だまし取った疑いがある。同社の代表取締役だった男性=当時(58)=が株を売りに出しており、それを聞きつけた堺容疑者が指示し、共犯として逮捕された知人が高齢の経営者に取引を持ちかけたとみている。

警視庁は企業の「乗っ取り」とみていて、この企業は大日容疑者が会社の代表取締役になってから、使途不明金が約1億円あり、資金が暴力団に流れたとみて調べている。
4人は2020年10月ごろに反社会的勢力であることを隠したうえで、群馬県の浄化槽の維持管理会社に同社の株券購入を持ちかけ、発行株券の約70%分を不正に買い、だまし取った疑いがある。同社の代表取締役だった男性=当時(58)=が株を売りに出しており、それを聞きつけた堺容疑者が指示し、共犯として逮捕された知人が高齢の経営者に取引を持ちかけたとみている。