暴追センターが山健組本部事務所の使用差し止め仮処分申し立て
暴力団追放兵庫県民センターは11日、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「五代目山健組」の事務所や周辺施設について、使用差し止めの仮処分を神戸地裁に申し立てた。2020年から山健組本部事務所は、暴力団対策法の特定抗争指定に基づき使用が禁止されているが、抗争が終結すると組員らの立ち入りが可能となるため、近隣住民約40人から委託された代理訴訟で、使用差し止めが認められれば組員の立ち入りや会合が禁止される。

山健組本部事務所
山健組は、二代目組長を山口組五代目・渡辺芳則組長が務め、四代目組長を特定抗争指定暴力団・神戸山口組の井上邦雄組長が務めた名門組織で、50年以上前に現在の事務所周辺に拠点を構え、最盛期には約7千人の組員を擁し、山口組の中核組織だった。
2015年に四代目体制時の山健組は、他の直系団体と山口組を離脱し「神戸山口組」を結成。その後、神戸山口組内部で運営方針を巡る対立が深まり、五代目体制時の2020年7月に神戸山口組を離脱、独立団体として1年ほど活動したのち、2021年9月に山口組に復帰した。
センターが申し立てたのは、山健組事務所や通称「山健会館」といった関連の6施設などで、一部の建物は神戸山口組の関係者が所有していて、対象は山健組と神戸山口組とした。

山健組本部事務所
山健組は、二代目組長を山口組五代目・渡辺芳則組長が務め、四代目組長を特定抗争指定暴力団・神戸山口組の井上邦雄組長が務めた名門組織で、50年以上前に現在の事務所周辺に拠点を構え、最盛期には約7千人の組員を擁し、山口組の中核組織だった。
2015年に四代目体制時の山健組は、他の直系団体と山口組を離脱し「神戸山口組」を結成。その後、神戸山口組内部で運営方針を巡る対立が深まり、五代目体制時の2020年7月に神戸山口組を離脱、独立団体として1年ほど活動したのち、2021年9月に山口組に復帰した。
センターが申し立てたのは、山健組事務所や通称「山健会館」といった関連の6施設などで、一部の建物は神戸山口組の関係者が所有していて、対象は山健組と神戸山口組とした。