大阪・ミナミを拠点に6道県に覚醒剤密売 工藤会傘下幹部を逮捕・送検
福岡県警は15日、福岡県を中心に兵庫、滋賀や愛媛、北海道など6道県で約40人の客に覚醒剤の密売を繰り返したなどとして、特定危険指定暴力団・工藤会系幹部・熊谷二朗被告(42)=住所不定・覚醒剤取締法違反で起訴=ら計6人を覚醒剤取締法違反などの容疑で逮捕、書類送検し、捜査を終えたと発表した。

福岡県警察本部
熊谷容疑者と仲間の男は共謀して2020年6月6日、大阪市中央区内のホテルの一室で、覚醒剤約100グラム(末端価格約600万円)や液体大麻約100グラム(末端価格約100万円)を密売目的で所持するなどしたとしている。県警は熊谷容疑者を中心とする密売グループが2020年4月~2021年9月、約40人の客に覚醒剤を密売し、代金は他人名義の口座に振り込ませ、約1000万円を売り上げていたとみている。調べに対し熊谷容疑者は黙秘している。
福岡県警は大阪府警と共同で捜査。熊谷容疑者らが偽名で宿泊していた大阪市内のホテルを捜索し、客の名前と送り先が記載された宅配伝票などを押収。大阪市内の複数のマンションからも宅配伝票などが見つかり、覚醒剤は大阪市内のコンビニエンスストアなどから客に発送していたという。
熊谷容疑者を中心とする密売グループは、福岡県警の取り締まりが厳しい福岡を避け、大阪市の歓楽街・ミナミを拠点に約10人で構成、売り上げの一部が工藤会の資金源につながった可能性があるとみて調べている。

福岡県警察本部
熊谷容疑者と仲間の男は共謀して2020年6月6日、大阪市中央区内のホテルの一室で、覚醒剤約100グラム(末端価格約600万円)や液体大麻約100グラム(末端価格約100万円)を密売目的で所持するなどしたとしている。県警は熊谷容疑者を中心とする密売グループが2020年4月~2021年9月、約40人の客に覚醒剤を密売し、代金は他人名義の口座に振り込ませ、約1000万円を売り上げていたとみている。調べに対し熊谷容疑者は黙秘している。
福岡県警は大阪府警と共同で捜査。熊谷容疑者らが偽名で宿泊していた大阪市内のホテルを捜索し、客の名前と送り先が記載された宅配伝票などを押収。大阪市内の複数のマンションからも宅配伝票などが見つかり、覚醒剤は大阪市内のコンビニエンスストアなどから客に発送していたという。
熊谷容疑者を中心とする密売グループは、福岡県警の取り締まりが厳しい福岡を避け、大阪市の歓楽街・ミナミを拠点に約10人で構成、売り上げの一部が工藤会の資金源につながった可能性があるとみて調べている。