医療費の還付金詐欺 「かけ子」グループの男5人を逮捕
大阪府警と神奈川県警の合同捜査本部は10日までに、医療費の還付金名目で高齢男性から現金をだまし取ったとして、特殊詐欺の「かけ子」グループとみられる職業不詳・桑澤孝之(たかし)容疑者(40)=東京都世田谷区用賀=ら19~40歳の男5人を電子計算機使用詐欺容疑で逮捕した。5人の認否を明らかにしていない。
桑澤容疑者ら5人は共謀し、2021年8月30日~31日、大阪府高槻市在住の70代男性に、市役所職員などを名乗って「医療費の還付金が計9万9840円ある」と電話をかけ、銀行のATM(現金自動預払機)で口座に振り込み送金するよう操作させて計約200万円を2回に分けてだまし取ったとしている。
桑澤容疑者ら5人は、発信者情報などをたどりにくくするため神奈川県内を乗用車で走行しながら電話をかけていたという。捜査本部は車内などから犯行に使用されたとみられる携帯電話を押収。暴力団が関与した可能性もあるとみて捜査を進めている。
桑澤容疑者ら5人は共謀し、2021年8月30日~31日、大阪府高槻市在住の70代男性に、市役所職員などを名乗って「医療費の還付金が計9万9840円ある」と電話をかけ、銀行のATM(現金自動預払機)で口座に振り込み送金するよう操作させて計約200万円を2回に分けてだまし取ったとしている。
桑澤容疑者ら5人は、発信者情報などをたどりにくくするため神奈川県内を乗用車で走行しながら電話をかけていたという。捜査本部は車内などから犯行に使用されたとみられる携帯電話を押収。暴力団が関与した可能性もあるとみて捜査を進めている。