マレーシアから段ボール50箱に覚醒剤30キロ隠して密輸
警視庁組織犯罪対策5課は10日までに、マレーシアから航空貨物の段ボール50箱に覚醒剤およそ30キロ(末端価格約17億8000万円相当)を隠し営利目的で密輸したとして、職業不詳・菅利忠容疑者(48)=住所不定=を覚醒剤取締法違反(営利目的輸入)の疑いで逮捕した。

押収された50箱の段ボール

覚醒剤30キロを密輸

菅容疑者は2021年10月、ポリ袋に入った覚醒剤およそ30キロを段ボール紙のふたの隙間に入れ込む形で隠し、中身は「ゴム手袋」として段ボール50箱をマレーシアから中国経由で成田空港に密輸した疑いが持たれている。税関職員が、宛先が個人宅となっているなど企業宛てなどではない大量のゴム手袋を不審に思い検査したところ、覚醒剤が隠されているのが見つかった。
菅容疑者は仲間の自称・建設業の男(58)に、「報酬は5万円」と言って横浜市戸塚区内のアパートで荷物を受け取らせていて、男は荷物を受け取ったとして去年10月に逮捕 起訴されている。その後の捜査で菅容疑者が荷物の受け取りを指示していた疑いがあることが分かった。
菅容疑者は「覚醒剤が入っていることは知らなかった」と容疑を否認していて、段ボール箱の中身は「ゴム手袋」として輸入申告があり、実際に大量のゴム手袋が入っていた。
警視庁は暴力団や海外の密輸グループなどが関与する組織的な犯行の可能性があるとみて入手ルートを詳しく調べている。

押収された50箱の段ボール

覚醒剤30キロを密輸

菅容疑者は2021年10月、ポリ袋に入った覚醒剤およそ30キロを段ボール紙のふたの隙間に入れ込む形で隠し、中身は「ゴム手袋」として段ボール50箱をマレーシアから中国経由で成田空港に密輸した疑いが持たれている。税関職員が、宛先が個人宅となっているなど企業宛てなどではない大量のゴム手袋を不審に思い検査したところ、覚醒剤が隠されているのが見つかった。
菅容疑者は仲間の自称・建設業の男(58)に、「報酬は5万円」と言って横浜市戸塚区内のアパートで荷物を受け取らせていて、男は荷物を受け取ったとして去年10月に逮捕 起訴されている。その後の捜査で菅容疑者が荷物の受け取りを指示していた疑いがあることが分かった。
菅容疑者は「覚醒剤が入っていることは知らなかった」と容疑を否認していて、段ボール箱の中身は「ゴム手袋」として輸入申告があり、実際に大量のゴム手袋が入っていた。
警視庁は暴力団や海外の密輸グループなどが関与する組織的な犯行の可能性があるとみて入手ルートを詳しく調べている。