新型コロナ「総合支援資金」詐取 極東会傘下幹部を逮捕
警視庁は、新型コロナの影響で収入が減った世帯向けの「総合支援資金」を詐取したなどとして、指定暴力団・極東会傘下幹部・朝日伸一容疑者(60)=東京都港区麻布台2丁目=を詐欺容疑で逮捕した。朝日容疑者は「申請内容は正当だった」と容疑を否認している。
朝日容疑者は2021年5~7月、暴力団員であることを隠したうえで、解体業の収入が新型コロナの影響で激減したとする虚偽の書類を東京都社会福祉協議会に提出し、総合支援資金計45万円をだまし取った疑いが持たれている。総合支援資金は保証人が不要で、無利子で貸し付けを受けられるが、暴力団員の申請は認められていない。
警視庁は、朝日容疑者が福島県からも同様の支援金65万円を詐取した疑いもあるとみて捜査している。
朝日容疑者は2021年5~7月、暴力団員であることを隠したうえで、解体業の収入が新型コロナの影響で激減したとする虚偽の書類を東京都社会福祉協議会に提出し、総合支援資金計45万円をだまし取った疑いが持たれている。総合支援資金は保証人が不要で、無利子で貸し付けを受けられるが、暴力団員の申請は認められていない。
警視庁は、朝日容疑者が福島県からも同様の支援金65万円を詐取した疑いもあるとみて捜査している。