カジノバー出店名目で約4億2000万円詐取 道仁会会長補佐を逮捕
警視庁組織犯罪対策3課は18日、カジノバーの開業資金名目で現金約1120万円や高級腕時計などをだまし取ったとして、指定暴力団・道仁会の会長補佐・坂本康弘容疑者(66)=熊本市北区硯川町=を詐欺容疑で逮捕した。調べに対し坂本容疑者は「詐欺をやったことはない」と容疑を否認している。

坂本康弘容疑者(66)
坂本容疑者は、知人の男性被告6人=詐欺罪で起訴=らと共謀して2018年3月21日~6月9日、男性会社員(36)に「赤坂でカジノバーを開く。出資すれば配当利益を得られる」などとウソの出店計画を持ち掛け、現金約1120万円やロレックスなどの高級腕時計5個(約1080万円相当)、41万円分の新幹線の回数券をだまし取った疑いが持たれている。
組対3課は、坂本容疑者らが同様の出店計画を約40人に持ちかけ、現金や金品など計約4億2000万円分を詐取したとみていて、約4億2000万円分のうち4分の1程度を坂本容疑者が受け取ったとみて調べている。

坂本康弘容疑者(66)
坂本容疑者は、知人の男性被告6人=詐欺罪で起訴=らと共謀して2018年3月21日~6月9日、男性会社員(36)に「赤坂でカジノバーを開く。出資すれば配当利益を得られる」などとウソの出店計画を持ち掛け、現金約1120万円やロレックスなどの高級腕時計5個(約1080万円相当)、41万円分の新幹線の回数券をだまし取った疑いが持たれている。
組対3課は、坂本容疑者らが同様の出店計画を約40人に持ちかけ、現金や金品など計約4億2000万円分を詐取したとみていて、約4億2000万円分のうち4分の1程度を坂本容疑者が受け取ったとみて調べている。