「雇用調整助成金」など430万円詐取 山口組傘下組員ら2人を逮捕
熊本県警は、虚偽の申請書を熊本労働局に提出して国の「雇用調整助成金」などを騙しとったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員・濱嶋満彦容疑者(46)=熊本県宇土市=と、飲食店経営・伊藤龍一容疑者(35)=熊本市中央区=の2人を詐欺の疑いで逮捕し、12日午後3時過ぎに関係先を家宅捜索した。県警は濱嶋容疑者が実質的な経営者とみているが、捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていない。
2人は共謀して2020年6月から2021年7月の間、熊本労働局に虚偽の記載をした申請書を14回提出し、「雇用調整助成金」などあわせて430万円を詐取した疑いが持たれている。去年9月に起きた同様の事件がきっかけとなり、県警と労働局が協力し捜査を進めていた。
2人は共謀して2020年6月から2021年7月の間、熊本労働局に虚偽の記載をした申請書を14回提出し、「雇用調整助成金」などあわせて430万円を詐取した疑いが持たれている。去年9月に起きた同様の事件がきっかけとなり、県警と労働局が協力し捜査を進めていた。