兵庫県警は15日までに、県内の3つの「半グレ」グループを「
準暴力団」と認定した。「
準暴力団」は暴力団のような明確な組織性はないが集団的、常習的に暴力的な不法行為をしている集団。暴力団対策法や暴力団排除条例は適用外となるが、正式な”犯罪組織”として捜査対象となる。県内での認定は初めて。
半グレグループは明確な拠点を構えず、暴走族時代の先輩、後輩など個人的なつながりでグループを形成し、実態把握が難しく、暴力団対策法や暴力団排除条例などの締め付けにより暴力団組員が減少する中、特殊詐欺や金の密輸などの組織犯罪分野で台頭しているとみられる。
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