元・絆会系「真鍋組」本部事務所 年内にも解体・更地化
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2017年8月、神戸山口組の離脱者による新団体「任侠団体山口組」(現・絆会)発足の記者会見が開かれ、当時、任侠団体山口組の本部となった傘下組織「四代目真鍋組」の本部事務所が、近く解体工事が始まり、年内にも更地になる見通しとなった。

「真鍋組」本部事務所
真鍋組の事務所は絆会の本部として使われたが、2018年9月に神戸地裁が使用を差し止める仮処分を決定。3年以上にわたり組関係者が立ち入れない状況が続き、2020年8月11日、絆会の若頭であった四代目真鍋組・池田幸治組長が、尼崎東署に解散届を提出。2021年10月に県警や暴力団追放兵庫県民センターの仲介で民間事業者へ売却された。
真鍋組は2017年8月、神戸山口組の離脱者による「任侠団体山口組」発足の記者会見が開かれ、広間に中心メンバー6人が並び、神戸新聞を含む報道機関の記者らに対し、結成の経緯や自分たちの正当性を訴えた。事務所は、白を基調とした大理石調の玄関ホールに金縁の大きな鏡があり、2階に2つの階段が続き、2階和室の広間には「任侠一筋」などの書が飾られ、隣の応接間には山口組の綱領が掲げてあった。
登記上は鉄筋コンクリート2階建てで、少なくとも約50年前から現在の場所にあり、2012年には建築確認を受けずに屋上へ部屋を増築したとして、建築基準法違反の疑いで真鍋組組長ら2人が逮捕された。
同じく尼崎市内にあった絆会傘下「二代目古川組」の本部事務所も今秋に解体され、山口組の分裂抗争が終結しない一方、各事務所の撤去が続いている。
2017年8月、神戸山口組の離脱者による新団体「任侠団体山口組」(現・絆会)発足の記者会見が開かれ、当時、任侠団体山口組の本部となった傘下組織「四代目真鍋組」の本部事務所が、近く解体工事が始まり、年内にも更地になる見通しとなった。

「真鍋組」本部事務所
真鍋組の事務所は絆会の本部として使われたが、2018年9月に神戸地裁が使用を差し止める仮処分を決定。3年以上にわたり組関係者が立ち入れない状況が続き、2020年8月11日、絆会の若頭であった四代目真鍋組・池田幸治組長が、尼崎東署に解散届を提出。2021年10月に県警や暴力団追放兵庫県民センターの仲介で民間事業者へ売却された。
真鍋組は2017年8月、神戸山口組の離脱者による「任侠団体山口組」発足の記者会見が開かれ、広間に中心メンバー6人が並び、神戸新聞を含む報道機関の記者らに対し、結成の経緯や自分たちの正当性を訴えた。事務所は、白を基調とした大理石調の玄関ホールに金縁の大きな鏡があり、2階に2つの階段が続き、2階和室の広間には「任侠一筋」などの書が飾られ、隣の応接間には山口組の綱領が掲げてあった。
登記上は鉄筋コンクリート2階建てで、少なくとも約50年前から現在の場所にあり、2012年には建築確認を受けずに屋上へ部屋を増築したとして、建築基準法違反の疑いで真鍋組組長ら2人が逮捕された。
同じく尼崎市内にあった絆会傘下「二代目古川組」の本部事務所も今秋に解体され、山口組の分裂抗争が終結しない一方、各事務所の撤去が続いている。