1枚1万円の「富くじ」作成・販売 山口組系幹部ら5人を逮捕
佐賀県警組織犯罪対策課は30日、抽選で賞金が当たる「富くじ券」を無許可で作成し販売したなどとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系幹部・古澤吉朗容疑者(52)=神埼市千代田町=と、古澤慎一郎容疑者(44)=佐賀市高木瀬西=ら男5人を富くじ発売などの容疑で逮捕した。捜査に支障があるとして、古澤容疑者らの認否を明らかにしていない。

押収された富くじ券や抽選器

古澤容疑者らは去年8月から今月上旬までの間、現金が当たる1枚1万円の富くじ券を5回にわたりあわせて600枚作製し、そのうち47枚を佐賀県内の男性など7人に無許可で販売したとして、富くじ発売などの容疑が持たれている。
古澤容疑者らは1回につき1から120までの番号が書かれた富くじ券を作っていて、抽選器を回して出てきた玉の番号を当選とする抽選会を開いていた。1等の当選賞金は20万円だったという。抽選会は数カ月に1回開かれ、県内外に50人ほどの客がいて少なくとも500万円の売り上げがあったとみられている。警察は余罪や共犯者など調べを進めている。

押収された富くじ券や抽選器

古澤容疑者らは去年8月から今月上旬までの間、現金が当たる1枚1万円の富くじ券を5回にわたりあわせて600枚作製し、そのうち47枚を佐賀県内の男性など7人に無許可で販売したとして、富くじ発売などの容疑が持たれている。
古澤容疑者らは1回につき1から120までの番号が書かれた富くじ券を作っていて、抽選器を回して出てきた玉の番号を当選とする抽選会を開いていた。1等の当選賞金は20万円だったという。抽選会は数カ月に1回開かれ、県内外に50人ほどの客がいて少なくとも500万円の売り上げがあったとみられている。警察は余罪や共犯者など調べを進めている。