工藤会系「田中組」本部に続き主要事務所の解体始まる
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12日午前、特定危険指定暴力団・工藤會傘下の最大組織「田中組」本部事務所に続き、北九州市小倉北区紺屋町の歓楽街に置く田中組主要拠点の事務所撤去が決まり、解体に向けた作業が始まった。すでに8日から解体が始まった小倉北区三萩野の住宅街にある田中組本部事務所に続く撤去となる。小倉の繁華街にあった工藤會の“象徴”とされた建物全てが姿を消すことになった。

田中組の主要拠点事務所

田中組本部事務所に続き解体始まる

田中組は、工藤會の最大組織で、死刑判決を受け控訴中の工藤會総裁・野村悟被告の出身母体。
新たに撤去される田中組事務所は小倉北区紺屋町の事務所で築43年の4階建てビル。野村被告が2004年から土地と建物を所有し、2020年6月にいずれも野村被告の親族らに所有権が移った。解体後は駐車場として活用する話が浮上している。
この事務所は、2014年11月から県公安委員会が暴対法に基づく使用制限命令を受けて、組員の出入りが禁止されていた。組織の弱体化による資金力低下があり、事務所の維持管理費などが負担になっていたとみている。
12日午前、特定危険指定暴力団・工藤會傘下の最大組織「田中組」本部事務所に続き、北九州市小倉北区紺屋町の歓楽街に置く田中組主要拠点の事務所撤去が決まり、解体に向けた作業が始まった。すでに8日から解体が始まった小倉北区三萩野の住宅街にある田中組本部事務所に続く撤去となる。小倉の繁華街にあった工藤會の“象徴”とされた建物全てが姿を消すことになった。

田中組の主要拠点事務所

田中組本部事務所に続き解体始まる

田中組は、工藤會の最大組織で、死刑判決を受け控訴中の工藤會総裁・野村悟被告の出身母体。
新たに撤去される田中組事務所は小倉北区紺屋町の事務所で築43年の4階建てビル。野村被告が2004年から土地と建物を所有し、2020年6月にいずれも野村被告の親族らに所有権が移った。解体後は駐車場として活用する話が浮上している。
この事務所は、2014年11月から県公安委員会が暴対法に基づく使用制限命令を受けて、組員の出入りが禁止されていた。組織の弱体化による資金力低下があり、事務所の維持管理費などが負担になっていたとみている。