特殊詐欺で道仁会系組員を逮捕 本家事務所を家宅捜索
佐賀県警は5日午前10時すぎ、市の職員や銀行員になりすまして、千葉県在住の80代の女性からキャッシュカードをだまし取り現金合わせて50万円を引き出したとして、指定暴力団・道仁会系組員・樋口力勢容疑者(24)=住所不詳=を詐欺の疑いで逮捕し、福岡県久留米市にある道仁会の本家事務所を捜査員約60人体制で家宅捜索した。県警は「道仁会の関与の有無を明らかにするため」としている。

道仁会本家事務所を捜索

樋口容疑者は、直接カードを受け取る「受け子」の勧誘や見張りなどをしていたとみられてい、今年5月に千葉県野田市の80代の女性に市職員などになりすまして電話をかけ、「年金の還付金がある。入金するためには銀行員にキャッシュカードを渡して新しいカードと交換する必要がある」などと嘘をついてキャッシュカード1枚をだまし取り、そのカードを使ってコンビニエンスストアのATМで現金合わせて50万円を引き出した詐欺の疑いがもたれている。県警は「捜査に支障があるため公表を差し控える」と認否を明らかにしていない。

道仁会本家事務所を捜索

樋口容疑者は、直接カードを受け取る「受け子」の勧誘や見張りなどをしていたとみられてい、今年5月に千葉県野田市の80代の女性に市職員などになりすまして電話をかけ、「年金の還付金がある。入金するためには銀行員にキャッシュカードを渡して新しいカードと交換する必要がある」などと嘘をついてキャッシュカード1枚をだまし取り、そのカードを使ってコンビニエンスストアのATМで現金合わせて50万円を引き出した詐欺の疑いがもたれている。県警は「捜査に支障があるため公表を差し控える」と認否を明らかにしていない。