麻薬密売グループ摘発 住吉会系組員や山口組系組員ら9人を逮捕
警視庁と埼玉、千葉両県警の合同捜査本部は29日までに、東京都内の路上で乾燥大麻を販売した疑いなどで、指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」傘下組員・中沢隆亮容疑者(41)=東京都町田市小野路町=と、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系組員・塚原謙司容疑者(53)=茨城県ひたちなか市東大島1=ら男女9人を大麻取締法違反の疑いで逮捕した。

中沢隆亮容疑者(41)

密売グループの押収品

国内最大の大麻密売グループで中沢容疑者がリーダー格、塚原容疑者が大麻の栽培担当だったとみられ、昨年6月以降、大麻や覚醒剤などの密売で3億円以上を売り上げたとみられる。グループは全国に数百人規模の客を持ち、大麻や覚醒剤などを密売していたとみられている。この密売グループから大麻を買ったとして19~51歳の男性15人も、今年3月から8月にかけて大麻取締法違反(所持)容疑で摘発している。
調べに対し、中沢容疑者と伊藤容疑者は「全く関係ないこと」と容疑を否認し、塚原容疑者ら6人は「栽培した大麻を持っていたことに間違いない」と容疑を認め、ほか1人は認否を留保している。
中沢容疑者と伊藤容疑者ら5人は今年5月から9月にかけて、対面せずに利用できる都内の民泊施設33カ所や千葉県のビジネスホテルを転々としながら、ツイッターなどSNSに大麻の写真などを掲載し「野菜」と称して大麻を密売。塚原容疑者ら4人は茨城県土浦市の雑居ビルで販売目的で大麻を栽培し、乾燥大麻を所持していた。
栽培工場として使われていた茨城県土浦市の雑居ビルなどからは、乾燥大麻約1.7キロ(末端価格1027万相当)、覚醒剤約16.2グラム(末端価格97万相当)、大麻草84株などを押収した。

中沢隆亮容疑者(41)

密売グループの押収品

国内最大の大麻密売グループで中沢容疑者がリーダー格、塚原容疑者が大麻の栽培担当だったとみられ、昨年6月以降、大麻や覚醒剤などの密売で3億円以上を売り上げたとみられる。グループは全国に数百人規模の客を持ち、大麻や覚醒剤などを密売していたとみられている。この密売グループから大麻を買ったとして19~51歳の男性15人も、今年3月から8月にかけて大麻取締法違反(所持)容疑で摘発している。
調べに対し、中沢容疑者と伊藤容疑者は「全く関係ないこと」と容疑を否認し、塚原容疑者ら6人は「栽培した大麻を持っていたことに間違いない」と容疑を認め、ほか1人は認否を留保している。
中沢容疑者と伊藤容疑者ら5人は今年5月から9月にかけて、対面せずに利用できる都内の民泊施設33カ所や千葉県のビジネスホテルを転々としながら、ツイッターなどSNSに大麻の写真などを掲載し「野菜」と称して大麻を密売。塚原容疑者ら4人は茨城県土浦市の雑居ビルで販売目的で大麻を栽培し、乾燥大麻を所持していた。
栽培工場として使われていた茨城県土浦市の雑居ビルなどからは、乾燥大麻約1.7キロ(末端価格1027万相当)、覚醒剤約16.2グラム(末端価格97万相当)、大麻草84株などを押収した。