「三代目熊本組」組事務所 暴追センターが買い取り解体後に転売へ
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今年6月に組長自らの引退と組織の解散を表明していた、岡山県倉敷市を拠点としていた特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」の組事務所を、岡山県暴力追放運動推進センターが買い取って建物を解体し、土地を民間に転売することが分かった。買い取るのは鉄骨3階建ビルと敷地約150平方メートル。

解散した「熊本組」事務所
県暴力団排除条例で民間業者と直接の取引が制限されるため、同センターが県警と連携して仲介する。売買は既に合意していて、所有権の移転後さら地にして民間の転売先を探す。
特定抗争指定暴力団・六代目山口組の直系組織だった熊本組は、山口組の分裂後に神戸山口組に合流。昨年12月には倉敷市児島味野にあった当時・熊本組傘下「三代目藤健興業」の組事務所に銃弾が撃ち込まれ、倉敷市が「警戒区域」に指定され、今年5月には熊本組組長宅への発砲事件もあり、6月に熊本組組長が自らの引退と組織の解散を岡山県警に伝えていた。
今年6月に組長自らの引退と組織の解散を表明していた、岡山県倉敷市を拠点としていた特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」の組事務所を、岡山県暴力追放運動推進センターが買い取って建物を解体し、土地を民間に転売することが分かった。買い取るのは鉄骨3階建ビルと敷地約150平方メートル。

解散した「熊本組」事務所
県暴力団排除条例で民間業者と直接の取引が制限されるため、同センターが県警と連携して仲介する。売買は既に合意していて、所有権の移転後さら地にして民間の転売先を探す。
特定抗争指定暴力団・六代目山口組の直系組織だった熊本組は、山口組の分裂後に神戸山口組に合流。昨年12月には倉敷市児島味野にあった当時・熊本組傘下「三代目藤健興業」の組事務所に銃弾が撃ち込まれ、倉敷市が「警戒区域」に指定され、今年5月には熊本組組長宅への発砲事件もあり、6月に熊本組組長が自らの引退と組織の解散を岡山県警に伝えていた。