マンション一室を貸すよう強要 山口組系幹部と妻を逮捕
和歌山県警捜査2課などは9日、特定抗争指定暴力団・六代目山口組直参幹部で「四代目倉本組」組長・津田力こと津田智加良容疑者(62)=和歌山市楠本=と、不動産経営の妻(51)=同=をいずれも強要容疑で逮捕した。県警は2人の認否を明らかにしていない。
津田容疑者ら2人は、2020年9月2日に倉本組本部事務所で行われた山口組執行部会に参加する山口組最高幹部の宿泊場所を確保するため、同市内に住む40歳代の知人男性が管理するマンションの部屋を貸すよう要求。断った男性を「今さら引き返せやんぞ。責任取れるんかお前」などと脅迫し、昨年8月末頃から9月初旬頃まで、マンション2室を借り上げ、男性に義務のないことを行わせた疑い。男性は今年7月に被害届を提出していた。
津田容疑者ら2人は、2020年9月2日に倉本組本部事務所で行われた山口組執行部会に参加する山口組最高幹部の宿泊場所を確保するため、同市内に住む40歳代の知人男性が管理するマンションの部屋を貸すよう要求。断った男性を「今さら引き返せやんぞ。責任取れるんかお前」などと脅迫し、昨年8月末頃から9月初旬頃まで、マンション2室を借り上げ、男性に義務のないことを行わせた疑い。男性は今年7月に被害届を提出していた。