「工藤会」総裁と会長に再び接見禁止を決定
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福岡地裁は、市民襲撃4事件で殺人や組織犯罪処罰法違反などの罪に問われ死刑判決を受けた、特定危険指定暴力団・工藤會総裁・野村悟被告(74)と、無期懲役を言い渡された会長・田上不美夫被告(65)について接見禁止を決定した。
両被告は24日の判決公判で、判決言い渡し後に裁判長へ向け「あんた、生涯後悔するぞ」「公正やないね」などと発言したのを踏まえ、組員らを通じて関係者を脅すなどして証拠隠滅を図る恐れが否定できないと判断したとみられる。
接見禁止は、被害者や証人への圧力による罪証隠滅の恐れがある場合に認められている。また両被告は既に控訴していて、控訴審への影響を考慮したものとみられる。
両被告の接見禁止は1審の証拠調べが終わった2020年9月に約6年ぶりに解除され、工藤會関係者や福岡県内外の暴力団幹部が相次いで接見に訪れていた。
福岡地裁は、市民襲撃4事件で殺人や組織犯罪処罰法違反などの罪に問われ死刑判決を受けた、特定危険指定暴力団・工藤會総裁・野村悟被告(74)と、無期懲役を言い渡された会長・田上不美夫被告(65)について接見禁止を決定した。
両被告は24日の判決公判で、判決言い渡し後に裁判長へ向け「あんた、生涯後悔するぞ」「公正やないね」などと発言したのを踏まえ、組員らを通じて関係者を脅すなどして証拠隠滅を図る恐れが否定できないと判断したとみられる。
接見禁止は、被害者や証人への圧力による罪証隠滅の恐れがある場合に認められている。また両被告は既に控訴していて、控訴審への影響を考慮したものとみられる。
両被告の接見禁止は1審の証拠調べが終わった2020年9月に約6年ぶりに解除され、工藤會関係者や福岡県内外の暴力団幹部が相次いで接見に訪れていた。