脱退意向の組員を脅して妨害 絆会系組長に再発防止命令
兵庫県公安委員会は4日、暴力団組員の脱退を妨害する恐れがあるとして、指定暴力団・絆会系組長(44)に暴力団対策法に基づく再発防止命令を出した。
兵庫県警暴力団対策課によると、組長は昨年2月、神戸市長田区内で組を脱退しようとした組員に対し「飛んだら追い込みをかける」などと脅迫。今年2月にも別の組員に同市西区内で「身内のところに行って詰めなあかん」などと脅して脱退を妨害し、いずれも所轄署長から中止命令を受けていた。
組員2人は組離脱の意思を示していて、県警は脱退を支援する方針。組長への再発防止命令の効力は1年間で違反した場合は同法違反容疑で摘発できる。
兵庫県警暴力団対策課によると、組長は昨年2月、神戸市長田区内で組を脱退しようとした組員に対し「飛んだら追い込みをかける」などと脅迫。今年2月にも別の組員に同市西区内で「身内のところに行って詰めなあかん」などと脅して脱退を妨害し、いずれも所轄署長から中止命令を受けていた。
組員2人は組離脱の意思を示していて、県警は脱退を支援する方針。組長への再発防止命令の効力は1年間で違反した場合は同法違反容疑で摘発できる。