事件被害者に被害届を出さないよう脅す 弘道会傘下幹部らを逮捕
大阪府警は5月31日、傷害事件の被害者に被害届を出さないよう脅したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組の四次団体で、三代目弘道会系野内組傘下、「二代目北村組」幹部・廣瀬元則容疑者(49)ら3人を強要の疑いで逮捕した。廣瀬容疑者らの認否は明らかにしていない。
傷害事件は2020年10月、大阪市西成区の路上で暴力団関係者とみられる男が、男性の顔面を蹴るなど暴行を加え、全治2週間のケガを負わせる事件がおきた。警察が駆け付けたときには、双方は現場を立ち去っていて、目撃証言などから弘道会傘下組員・松倉貴史容疑者(40)が、知人の40代男性に暴行を加えていた疑いが浮上した。
事件の翌、廣瀬容疑者は被害者男性を呼び出し、「松倉にどつかれた件で来たんや。(事情を聞かれて)西成警察に行くから、被害届出すなよ。出したらどうなるかわかるな」と脅したという。
被害者の男性は被害届を出さなかったが、現場の状況証拠などから松倉容疑者を傷害の疑いで逮捕、その後の調べで、廣瀬容疑者ら3人が事件後に被害者の男性を脅迫していたとして強要の疑いで逮捕した。
傷害事件は2020年10月、大阪市西成区の路上で暴力団関係者とみられる男が、男性の顔面を蹴るなど暴行を加え、全治2週間のケガを負わせる事件がおきた。警察が駆け付けたときには、双方は現場を立ち去っていて、目撃証言などから弘道会傘下組員・松倉貴史容疑者(40)が、知人の40代男性に暴行を加えていた疑いが浮上した。
事件の翌、廣瀬容疑者は被害者男性を呼び出し、「松倉にどつかれた件で来たんや。(事情を聞かれて)西成警察に行くから、被害届出すなよ。出したらどうなるかわかるな」と脅したという。
被害者の男性は被害届を出さなかったが、現場の状況証拠などから松倉容疑者を傷害の疑いで逮捕、その後の調べで、廣瀬容疑者ら3人が事件後に被害者の男性を脅迫していたとして強要の疑いで逮捕した。