生活保護費を詐取 右翼団体「蒼龍会」幹部を逮捕
警視庁公安部は19日、生活保護費を詐取したとして東京都中央区の右翼団体「草莽崛起の会」に加盟する「蒼龍会」幹部・杉村治朗容疑者(54)=西東京市=を詐欺の疑いで逮捕した。杉村治朗容疑者は「弁護士に相談します」と認否を留保している。
杉村容疑者は2019年4月~2020年11月、交通事故保険金などの収入計約928万円を隠し、生活保護の申告書を中野区生活援助課に提出し、生活保護費計約288万円をだまし取った疑い。杉村容疑者は5年間であわせて1100万円の生活保護費をだまし取っていたとみられ、中野区が被害届を出ていた。
杉村容疑者は中野区が家賃を負担するアパートを暴力団関係者に間貸しし、家賃収入を得ながら西東京市に住んでいた。
2015年には、鳩山元首相の外交姿勢などに不満を募らせた杉村容疑者の団体が、東京都内で鳩山氏が乗る車を街宣車で包囲したとして摘発されていた。
杉村容疑者は2019年4月~2020年11月、交通事故保険金などの収入計約928万円を隠し、生活保護の申告書を中野区生活援助課に提出し、生活保護費計約288万円をだまし取った疑い。杉村容疑者は5年間であわせて1100万円の生活保護費をだまし取っていたとみられ、中野区が被害届を出ていた。
杉村容疑者は中野区が家賃を負担するアパートを暴力団関係者に間貸しし、家賃収入を得ながら西東京市に住んでいた。
2015年には、鳩山元首相の外交姿勢などに不満を募らせた杉村容疑者の団体が、東京都内で鳩山氏が乗る車を街宣車で包囲したとして摘発されていた。