覚醒剤590キロ密輸未遂 台湾出身3被告が無罪を主張
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福岡地裁で17日、熊本県天草市の漁港で2019年12月、小型船から覚醒剤590キロ(354億円相当)が押収された事件の裁判で、覚醒剤を載せた船の乗組員ら台湾出身の男3人の裁判員裁判での初公判が開かれ、3人は起訴内容を否認し、それぞれの弁護人も無罪を主張した。

船内から大量の覚醒剤

起訴状によると、台湾出身の洪福財被告(69)、陳瑞栄被告(70)、孫昀皓被告(39)の3人は2019年12月、覚醒剤およそ587キロを積んだ船を熊本県天草市の漁港に接岸させ、覚醒剤を密輸しようとしたなどの罪に問われている。
検察側は冒頭陳述で「洪被告と陳被告は運搬した船の乗組員で、孫被告は統括役と連絡を取っていた」などと役割を指摘した。
一連の事件をめぐっては、指定暴力団・工藤会系組員や住吉会系組員、山口組元組員など16人が逮捕・起訴されていて、3月に統括役とされた台湾出身の男に、無期懲役などの判決が言い渡されている。
福岡地裁で17日、熊本県天草市の漁港で2019年12月、小型船から覚醒剤590キロ(354億円相当)が押収された事件の裁判で、覚醒剤を載せた船の乗組員ら台湾出身の男3人の裁判員裁判での初公判が開かれ、3人は起訴内容を否認し、それぞれの弁護人も無罪を主張した。

船内から大量の覚醒剤

起訴状によると、台湾出身の洪福財被告(69)、陳瑞栄被告(70)、孫昀皓被告(39)の3人は2019年12月、覚醒剤およそ587キロを積んだ船を熊本県天草市の漁港に接岸させ、覚醒剤を密輸しようとしたなどの罪に問われている。
検察側は冒頭陳述で「洪被告と陳被告は運搬した船の乗組員で、孫被告は統括役と連絡を取っていた」などと役割を指摘した。
一連の事件をめぐっては、指定暴力団・工藤会系組員や住吉会系組員、山口組元組員など16人が逮捕・起訴されていて、3月に統括役とされた台湾出身の男に、無期懲役などの判決が言い渡されている。