奈良県警高田署などは10日、大阪府松原市の住宅兼工場で販売目的で大麻草を栽培したとして、神奈川県の会社員・木村直登容疑者(28)ら20代の男3人を逮捕した。奈良県警が、暴力団の内偵捜査をしていて発見した。

販売目的で大麻草栽培

木村容疑者ら3人は、松原市内にある住宅兼工場で大麻草178株、約5300万円相当を販売目的で栽培した疑いが持たれている。調べに対し、木村容疑者は「大麻を栽培している事実はありません」と否認。他の2人は黙秘している。
ここでは、約1億5000万円相当の大麻草を栽培できる広さがあり、警察は暴力団の資金源になっているとみて、詳しく調べている。