新型コロナ貸付金詐欺 松葉会系組員2人を逮捕
群馬県警高崎署は、新型コロナウイルスの影響で収入が減った世帯が対象の「生活福祉資金貸付制度」に、暴力団組員であることを隠して申請しだまし取ったとして、いずれも指定暴力団・松葉会系組員・関口朋呂容疑者(53)=群馬県高崎市=と、田中隆我容疑者(21)=同=の2人を詐欺の疑いで逮捕した。
2人は去年5月から8月にかけて新型コロナウイルスの影響で生活に困っている人が当面の生活費を無利子で借りられる「緊急小口資金」という国の制度を悪用し、関口容疑者は65万円、田中容疑者は60万円、あわせて125万円をだまし取った詐欺の疑いがもたれている。「緊急小口資金」は暴力団員の利用が禁止されていて、2人は申請の書類に「暴力団員ではない」という項目に印をつけていた。
申請を受けた群馬県の社会福祉法人が「貸し付けに暴力団員が来たかもしれない」などと警察に相談したことで発覚した。
調べに対し、田中容疑者は、「分かりません」などと話し、また関口容疑者は、「借りたのはまちがいないが暴力団組員ではない」と話し、いずれも容疑を否認している。
2人は去年5月から8月にかけて新型コロナウイルスの影響で生活に困っている人が当面の生活費を無利子で借りられる「緊急小口資金」という国の制度を悪用し、関口容疑者は65万円、田中容疑者は60万円、あわせて125万円をだまし取った詐欺の疑いがもたれている。「緊急小口資金」は暴力団員の利用が禁止されていて、2人は申請の書類に「暴力団員ではない」という項目に印をつけていた。
申請を受けた群馬県の社会福祉法人が「貸し付けに暴力団員が来たかもしれない」などと警察に相談したことで発覚した。
調べに対し、田中容疑者は、「分かりません」などと話し、また関口容疑者は、「借りたのはまちがいないが暴力団組員ではない」と話し、いずれも容疑を否認している。

