神戸山口組系幹部ら10人を逮捕・3人を指名手配 「警戒区域」で集合容疑
岡山県警は20日、暴力団対策法で「特定抗争指定暴力団」に指定され、集会などが禁止された「警戒区域」で集合したとして、同法違反(多数集合)の疑いで、神戸山口組系幹部ら10人を逮捕し、3人を指名手配した。特定抗争指定に基づく禁止行為違反での逮捕は全国初。
逮捕されたのは、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」傘下「三代目藤健興業」幹部・荒木長茂容疑者(47)=岡山県倉敷市児島塩生=ら10人。荒木容疑者が所属する藤健興業組長・横森啓一容疑者(59)も指名手配された。逮捕された10人の認否は明らかにしていない。

藤健興業事務所に
使用制限本命令
他の逮捕・指名手配者は藤健興業幹部7人、別の神戸山口組系組長と組幹部が各2人。県警は指名手配の3人の行方を追うとともに、集合した目的などについて捜査を進める。
13人の逮捕・指名手配容疑は、2020年12月25日午後0時47分頃から2時9分頃までの間、、警戒区域に指定された岡山市南区の飲食店に大勢で集まった疑い。「飲食店に暴力団組員が多数で集まっている」との情報提供があり、県警が捜査。防犯カメラの映像などから参加者を特定したという。
県公安委員会は、岡山市で昨年5月、当時・神戸山口組系池田組の幹部が、岡山市内で六代目山口組系組員に銃撃された事件を受け、同年7月に同市を警戒区域に指定した。
藤健興業をめぐっては同12月、倉敷市の藤健興業事務所が山口組系組員らに襲撃される発砲事件が発生。県公安委は倉敷市も警戒区域に指定することを決定し今月22日の官報の公示で効力が発生する。
逮捕されたのは、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「三代目熊本組」傘下「三代目藤健興業」幹部・荒木長茂容疑者(47)=岡山県倉敷市児島塩生=ら10人。荒木容疑者が所属する藤健興業組長・横森啓一容疑者(59)も指名手配された。逮捕された10人の認否は明らかにしていない。

藤健興業事務所に
使用制限本命令
他の逮捕・指名手配者は藤健興業幹部7人、別の神戸山口組系組長と組幹部が各2人。県警は指名手配の3人の行方を追うとともに、集合した目的などについて捜査を進める。
13人の逮捕・指名手配容疑は、2020年12月25日午後0時47分頃から2時9分頃までの間、、警戒区域に指定された岡山市南区の飲食店に大勢で集まった疑い。「飲食店に暴力団組員が多数で集まっている」との情報提供があり、県警が捜査。防犯カメラの映像などから参加者を特定したという。
県公安委員会は、岡山市で昨年5月、当時・神戸山口組系池田組の幹部が、岡山市内で六代目山口組系組員に銃撃された事件を受け、同年7月に同市を警戒区域に指定した。
藤健興業をめぐっては同12月、倉敷市の藤健興業事務所が山口組系組員らに襲撃される発砲事件が発生。県公安委は倉敷市も警戒区域に指定することを決定し今月22日の官報の公示で効力が発生する。