証人威迫 工藤会系組長に懲役1年求刑
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福岡地裁(神原浩裁判長)で6日、特定危険指定暴力団・工藤会のトップらが関与したとされる事件の公判で証言した男性を脅したとして、組織犯罪処罰法違反(証人威迫罪)に問われた工藤会系組長、鹿子嶋文男被告(67)=苅田町新津=の論告求刑公判があり、検察側は懲役1年を求刑した。判決は20日。
検察側は論告で、証言した男性は工藤会から絶縁され、その後県内での生活を許されたが、鹿子嶋被告が動向を監視していたと指摘。脅された男性は「組員に殺されるのではないかと県外に逃亡した」と恐怖を訴えた。
一方弁護側は「証言後の犯行で公判への影響は現実的にほぼない。今後は男性と一切接触しないと約束している」と述べ、執行猶予付き判決を求めた。
起訴状によると、鹿子嶋被告は昨年1~4月、福岡地裁で審理中の工藤会トップ、野村悟被告(74)らの事件の公判で証言した男性を、電話や対面で脅したとされる。

福岡地裁(神原浩裁判長)で6日、特定危険指定暴力団・工藤会のトップらが関与したとされる事件の公判で証言した男性を脅したとして、組織犯罪処罰法違反(証人威迫罪)に問われた工藤会系組長、鹿子嶋文男被告(67)=苅田町新津=の論告求刑公判があり、検察側は懲役1年を求刑した。判決は20日。
検察側は論告で、証言した男性は工藤会から絶縁され、その後県内での生活を許されたが、鹿子嶋被告が動向を監視していたと指摘。脅された男性は「組員に殺されるのではないかと県外に逃亡した」と恐怖を訴えた。
一方弁護側は「証言後の犯行で公判への影響は現実的にほぼない。今後は男性と一切接触しないと約束している」と述べ、執行猶予付き判決を求めた。
起訴状によると、鹿子嶋被告は昨年1~4月、福岡地裁で審理中の工藤会トップ、野村悟被告(74)らの事件の公判で証言した男性を、電話や対面で脅したとされる。

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