稲川会系組員へ現金を供与 石油製品販売会社と組員に勧告
神奈川県警暴力団対策課は17日、暴力団員に現金を供与したとして、神奈川県内の石油製品販売会社に利益供与をしないよう、また指定暴力団・稲川会傘下組員(33)に利益供与を受けないよう、県暴力団排除条例に基づき、それぞれに勧告した。
石油製品販売会社が経営するガソリンスタンドの男性店長(48)は6月15日、店内に設置されたスロットマシンの売り上げの一部である現金計約2万2千円を男に供与。男性店長は同課に対し、店でのトラブルの処理を稲川会系組員に任せる意図を持って現金を渡したなどと供述。このガソリンスタンドでは男性が昨年8月に店長に就く以前から、暴力団に現金を渡すことが慣習になっていた。
その後、組員がスロットマシンの売り上げだけでなく、「ただで洗車をさせてくれ」とさらに利益供与を要求してきたことから、男性店長が警察に相談。同課が調べを進めていた。

石油製品販売会社が経営するガソリンスタンドの男性店長(48)は6月15日、店内に設置されたスロットマシンの売り上げの一部である現金計約2万2千円を男に供与。男性店長は同課に対し、店でのトラブルの処理を稲川会系組員に任せる意図を持って現金を渡したなどと供述。このガソリンスタンドでは男性が昨年8月に店長に就く以前から、暴力団に現金を渡すことが慣習になっていた。
その後、組員がスロットマシンの売り上げだけでなく、「ただで洗車をさせてくれ」とさらに利益供与を要求してきたことから、男性店長が警察に相談。同課が調べを進めていた。
