「持続化給付金」詐欺 住吉会系組員と妻を逮捕
茨城県警は、「持続化給付金」を、暴力団員であることを隠して受け取ったなどとして、指定暴力団・住吉会系組員・高橋麗雄容疑者(36)=茨城県筑西市五所宮=と、内縁の妻でペットサロン経営・篠崎磨美容疑者(29)=筑西市成田=の2人を詐欺の疑いで逮捕した。捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていない。

篠崎磨美容疑者
2人は今年6月、新型コロナの「持続化給付金」について暴力団組員は受給できない要件となっていることを知りながら、組員であることを隠して国の「持続化給付金」に、インターネット上で申請して現金100万円をだまし取った疑いがもたれている。申請書には「自動車整備業の売り上げが去年より350万円下がった」と記載されていた。
今年7月ころ、警察に匿名の情報提供があり捜査を進めたところ、高橋容疑者の口座に入金が確認され、不正受給の疑いが強まったという。
振り込まれた100万円が現在、見つかっていないことから、給付金が暴力団の資金源になっている疑いが強いとみて調べている。


篠崎磨美容疑者
2人は今年6月、新型コロナの「持続化給付金」について暴力団組員は受給できない要件となっていることを知りながら、組員であることを隠して国の「持続化給付金」に、インターネット上で申請して現金100万円をだまし取った疑いがもたれている。申請書には「自動車整備業の売り上げが去年より350万円下がった」と記載されていた。
今年7月ころ、警察に匿名の情報提供があり捜査を進めたところ、高橋容疑者の口座に入金が確認され、不正受給の疑いが強まったという。
振り込まれた100万円が現在、見つかっていないことから、給付金が暴力団の資金源になっている疑いが強いとみて調べている。

