「出し子グループ」のリーダー格 弘道会傘下組員を逮捕
大阪府警は、「過払い保険料」の返還をうたい、銀行口座に不正に送金された現金約185万円を盗んだ疑いで、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下組員・隅田将治容疑者(32)ら、少年を含めたあわせて6人を窃盗の疑いで逮捕した。
隅田容疑者ら6人は共謀し、今年3月下旬、千葉県内の60代の女性に市役所の健康保険課の職員を名乗り「保険料の過払いが3万円ほどあり、口座振り込みができるので口座を教えて下さい」とウソの電話をかけ、金融機関職員を名乗る別の男の電話指示を受けて、コンビニエンスストアのATM現金自動預け払い機を操作し、男が指定した銀行口座におよそ200万円を振り込ませた疑い。
この操作の過程で、口座残高が減ったことを女性が指摘したところ、男は「個人情報の関係で一時的にそう表記される」と言いつくろった。女性はその言葉を信じてしまい、2回目の振り込み操作をしたという。
こうした手口で女性から振り込まれた金を隅田容疑者が、配下の「出し子」役の少年らに引き出させ、あわせて4つの口座から現金およそ185万円を盗んだとみられる。
犯行後に、「出し子」役の少年が銀行を訪れ、通帳の解約を申し出たところ、職員が不審な点に気づき被害が発覚した。
隅田容疑者は、大阪府内の「出し子グループ」のリーダー格とみられている。

隅田容疑者ら6人は共謀し、今年3月下旬、千葉県内の60代の女性に市役所の健康保険課の職員を名乗り「保険料の過払いが3万円ほどあり、口座振り込みができるので口座を教えて下さい」とウソの電話をかけ、金融機関職員を名乗る別の男の電話指示を受けて、コンビニエンスストアのATM現金自動預け払い機を操作し、男が指定した銀行口座におよそ200万円を振り込ませた疑い。
この操作の過程で、口座残高が減ったことを女性が指摘したところ、男は「個人情報の関係で一時的にそう表記される」と言いつくろった。女性はその言葉を信じてしまい、2回目の振り込み操作をしたという。
こうした手口で女性から振り込まれた金を隅田容疑者が、配下の「出し子」役の少年らに引き出させ、あわせて4つの口座から現金およそ185万円を盗んだとみられる。
犯行後に、「出し子」役の少年が銀行を訪れ、通帳の解約を申し出たところ、職員が不審な点に気づき被害が発覚した。
隅田容疑者は、大阪府内の「出し子グループ」のリーダー格とみられている。
