天皇即位行事で「用心棒代」恐喝 稲川会系幹部ら逮捕
神奈川県警は、神奈川県寒川町の神社などで去年、行われた天皇陛下の即位を祝う行事で、神輿会から用心棒代として現金を脅し取ったとして、指定暴力団・稲川会系「十一代目堀井一家」幹部で、「谷義組」組長・熊沢義夫容疑者(69)と、地域の神輿保存会の会長・渡辺勝己容疑者(53)ら2人を恐喝の疑いで逮捕した。

寒川神社
熊沢容疑者と渡辺容疑者は去年10月、寒川神社などで行われた天皇陛下の即位を祝う行事の用心棒代として、2つの神輿会から合わせて10万円を脅し取った疑いが持たれている。
渡辺容疑者は下部団体の神輿会に対し、熊沢容疑者へ用心棒代を支払うよう指示していた。取り調べに対し、熊沢容疑者は「現金を受け取ったことは間違いないが脅していない」と話していて、2人とも容疑を否認している。

寒川神社
熊沢容疑者と渡辺容疑者は去年10月、寒川神社などで行われた天皇陛下の即位を祝う行事の用心棒代として、2つの神輿会から合わせて10万円を脅し取った疑いが持たれている。
渡辺容疑者は下部団体の神輿会に対し、熊沢容疑者へ用心棒代を支払うよう指示していた。取り調べに対し、熊沢容疑者は「現金を受け取ったことは間違いないが脅していない」と話していて、2人とも容疑を否認している。