山口組傘下組長の「組葬」した葬祭業者に公安委が指導
大阪府公安委員会は、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組長の葬儀に会場を提供するなどした葬祭業者と、後任組長に対し、条例に基づく指導を行った。
今年5月、山口組傘下組織組長の男性が死亡し、大阪府内の葬儀会場で組員や家族など約50人が集まり葬儀が行われた。大阪府の暴排条例では、事業者が暴力団の活動を助長したり運営に資する事業を行うことを禁じている。
今回、警察は暴力団が執り行う葬儀、いわゆる「組葬」がこの条例で禁じられている事業にあたると判断。条例に基づき、葬祭業者と、後任の組長に指導書を渡した。
葬祭業者は指導に対し、「暴力団組員でも死んだら仏様、誰かがやってあげないとアカン。ばれなければ大丈夫という安易な気持ちでやった。今後、暴力団の葬儀は一切しない」と話している。後任の組長も「これからはカタギの人に迷惑はかけません」と話している。葬祭業者に対する暴排条例違反の指導は、大阪では初めて。

今年5月、山口組傘下組織組長の男性が死亡し、大阪府内の葬儀会場で組員や家族など約50人が集まり葬儀が行われた。大阪府の暴排条例では、事業者が暴力団の活動を助長したり運営に資する事業を行うことを禁じている。
今回、警察は暴力団が執り行う葬儀、いわゆる「組葬」がこの条例で禁じられている事業にあたると判断。条例に基づき、葬祭業者と、後任の組長に指導書を渡した。
葬祭業者は指導に対し、「暴力団組員でも死んだら仏様、誰かがやってあげないとアカン。ばれなければ大丈夫という安易な気持ちでやった。今後、暴力団の葬儀は一切しない」と話している。後任の組長も「これからはカタギの人に迷惑はかけません」と話している。葬祭業者に対する暴排条例違反の指導は、大阪では初めて。
