コロナ休業協力金 住吉会系幹部を詐欺未遂で逮捕
宮城県警暴力団対策課などは15日、新型コロナウイルス対策として休業要請に応じた事業者に協力金を支払う制度で、支給対象外の暴力団組員ではないと偽り30万円をだまし取ろうとしたとして、指定暴力団・住吉会系「九代目西海家」傘下「六代目武田会」幹部で居酒屋経営、大槻武容疑者(68)=同県角田市=を詐欺未遂容疑で逮捕した。
大槻容疑者は5月中旬、角田市が支給する協力金の申込書に暴力団排除条項があるのに、組員ではないと偽って書類を提出し、30万円を自分名義の口座に入金させようとした疑い。大槻容疑者は「組員として積極的に活動していない」と一部否認しているという。
県内の自治体に提出された約2万件の協力金などの申込書を照会した結果、発覚した。新型コロナの協力金で、暴力団排除条項に基づく詐欺容疑での摘発は全国初。
大槻容疑者は5月中旬、角田市が支給する協力金の申込書に暴力団排除条項があるのに、組員ではないと偽って書類を提出し、30万円を自分名義の口座に入金させようとした疑い。大槻容疑者は「組員として積極的に活動していない」と一部否認しているという。
県内の自治体に提出された約2万件の協力金などの申込書を照会した結果、発覚した。新型コロナの協力金で、暴力団排除条項に基づく詐欺容疑での摘発は全国初。

