退職金共済制度を悪用 神戸山口組系「東生会」会長を逮捕
兵庫県警暴力団対策課と同県警尼崎東署などは7日、独立行政法人「勤労者退職金共済機構」の制度を悪用し、退職金をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「東生会」会長・須ノ内祥吾容疑者(67)を詐欺の疑いで逮捕した。須ノ内容疑者は神戸山口組の「直参」と呼ばれる直系幹部の一人。
県警は、尼崎市内で建設会社を経営する須ノ内祥吾容疑者の弟についても同容疑で逮捕状を取得。すでに任意で事情を聴いていて、容疑が固まり次第、逮捕する方針。
須ノ内容疑者は、建設業界で働く人が勤務日数に応じて退職金を受け取れる同機構の「建設業退職金共済制度」に、弟の建設会社を介して加入。勤務実態がないにもかかわらず、2016年9月ごろ、同機構の兵庫県支部に退職金の受給を申請し、退職金139万円をだまし取った疑いが持たれている。

県警は、尼崎市内で建設会社を経営する須ノ内祥吾容疑者の弟についても同容疑で逮捕状を取得。すでに任意で事情を聴いていて、容疑が固まり次第、逮捕する方針。
須ノ内容疑者は、建設業界で働く人が勤務日数に応じて退職金を受け取れる同機構の「建設業退職金共済制度」に、弟の建設会社を介して加入。勤務実態がないにもかかわらず、2016年9月ごろ、同機構の兵庫県支部に退職金の受給を申請し、退職金139万円をだまし取った疑いが持たれている。
