利益供与で神戸山口組系幹部に勧告 「ヤクザはやってられません」
大阪府公安委員会は、指定暴力団・神戸山口組傘下幹部が、トラブルを解決する約束をしたうえ、知人らから現金を借りたとして、暴力団排除条例に基づいて利益供与を求めないよう勧告書を交付した。

大阪府警察本部本庁舎
調べに対し、幹部は「ヤクザとして若い衆にメシを食わせたり服を買ってやったりするのが難しく、活動資金に使う金が欲しかった。ヤクザはやってられません。カタギになって一般の人と付き合えるようになります」と話している。
警察によると、50代の神戸山口組傘下幹部は、一昨年から昨年にかけて、不動産業者の男性や飲食店経営の男性からそれぞれ現金200万円を借り受けた。その際、トラブルになったら、幹部が暴力団の立場を利用して解決すると約束していたという。不動産業者や飲食店にも、利益供与しないように勧告した。
神戸山口組傘下幹部はすでに借りた金を返済していて、返済のために別のところから借金をする自転車操業の状態だった。


大阪府警察本部本庁舎
調べに対し、幹部は「ヤクザとして若い衆にメシを食わせたり服を買ってやったりするのが難しく、活動資金に使う金が欲しかった。ヤクザはやってられません。カタギになって一般の人と付き合えるようになります」と話している。
警察によると、50代の神戸山口組傘下幹部は、一昨年から昨年にかけて、不動産業者の男性や飲食店経営の男性からそれぞれ現金200万円を借り受けた。その際、トラブルになったら、幹部が暴力団の立場を利用して解決すると約束していたという。不動産業者や飲食店にも、利益供与しないように勧告した。
神戸山口組傘下幹部はすでに借りた金を返済していて、返済のために別のところから借金をする自転車操業の状態だった。
