特定抗争指定暴力団の標章破った男を逮捕 直罰規定初適用
大阪府警捜査4課は29日までに、大阪市の「警戒区域」にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系組事務所に張り付けられた標章を破ったとして、朝鮮籍の建設作業員、文友一容疑者(37)=大阪市城東区諏訪=を暴力団対策法違反の疑いで28日付で逮捕した。
今回の特定抗争指定に基づき、警戒区域での違反行為に対し、中止命令を経ずに即時に逮捕できる「直罰規定」の全国初適用。暴対法では、標章を壊したり、汚したりすることが禁止されている。
逮捕容疑は27日午8時35分ごろ、城東区内の事務所の金属製シャッターに張られた組の特定抗争指定を示す標章を手で破るなどした疑い。文容疑者は容疑を認めており「私が破った」、「腹が立っていた」などと供述している。

今回の特定抗争指定に基づき、警戒区域での違反行為に対し、中止命令を経ずに即時に逮捕できる「直罰規定」の全国初適用。暴対法では、標章を壊したり、汚したりすることが禁止されている。
逮捕容疑は27日午8時35分ごろ、城東区内の事務所の金属製シャッターに張られた組の特定抗争指定を示す標章を手で破るなどした疑い。文容疑者は容疑を認めており「私が破った」、「腹が立っていた」などと供述している。
