抗争に備え武装車譲り受け 山口組系組長らを指導
大阪府公安委員会は、指定暴力団・山口組系組長が抗争に備えて武装した車を譲り受けた際、車の名義変更をして活動を助長したとして、府暴力団排除条例に基づき、50代の山口組系組長と、大阪府内の自動車販売会社を指導した。組長は「神戸山口組が私の命を狙うことを心配して、上部組織が車をくれた」と説明している。
府警によると、組長は4月下旬、所属する上部組織から防弾用特殊鋼板が仕込まれ、防弾ガラスや緩衝装置で武装した乗用車を譲り受けた。直前に神戸市内で、神戸山口組系組長が山口組系組員に包丁で刺されて重傷を負う事件が起きていた。
自動車販売会社の40代社長は組長の知人で、6月下旬、1万円で、車の名義を別の組員から組長に変更する手続きをしたという。

府警によると、組長は4月下旬、所属する上部組織から防弾用特殊鋼板が仕込まれ、防弾ガラスや緩衝装置で武装した乗用車を譲り受けた。直前に神戸市内で、神戸山口組系組長が山口組系組員に包丁で刺されて重傷を負う事件が起きていた。
自動車販売会社の40代社長は組長の知人で、6月下旬、1万円で、車の名義を別の組員から組長に変更する手続きをしたという。
