組長が組員にヤミ金 山口組系藤友会ナンバー3を逮捕
静岡県警富士宮署、県警捜査4課、組織犯罪対策課は28日、無登録で金を貸し付ける「ヤミ金融業」を暴力団関係者らに対して営んだとして、指定暴力団・山口組系藤友会傘下の組長(50)=富士市天間=を貸金業法違反と出資法違反の疑いで逮捕した。
藤友会系の現役組員や元組員といった「身内」をはじめ、密接な関係がある共生者らを狙い、法外な利息で金を貸し付ける行為を繰り返していたとされる。
逮捕容疑は2016年4月から2018年4月ごろまでの間、無登録かつ法定利息を超える高金利で複数人に対して約10回、計約500万円を貸し付けた疑い。
容疑者は藤友会のナンバー3。少なくとも1カ月当たり10%以上の利息を受け取り、藤友会の資金源にしていたという。現金の受け渡しなどに若い組員を使うなど、組織的にヤミ金業を続けていたとみられる。
容疑者を含む藤友会系の組員らが正月飾りやだるまの購入を商業者に組織的に迫るなどした事件を捜査する過程で発覚した。
県警は、傘下の組員や共生者らを返済困難に陥らせることで藤友会の支配下に置き続け、組織の影響力拡大などにつなげていたとみて実態解明を進める。

藤友会系の現役組員や元組員といった「身内」をはじめ、密接な関係がある共生者らを狙い、法外な利息で金を貸し付ける行為を繰り返していたとされる。
逮捕容疑は2016年4月から2018年4月ごろまでの間、無登録かつ法定利息を超える高金利で複数人に対して約10回、計約500万円を貸し付けた疑い。
容疑者は藤友会のナンバー3。少なくとも1カ月当たり10%以上の利息を受け取り、藤友会の資金源にしていたという。現金の受け渡しなどに若い組員を使うなど、組織的にヤミ金業を続けていたとみられる。
容疑者を含む藤友会系の組員らが正月飾りやだるまの購入を商業者に組織的に迫るなどした事件を捜査する過程で発覚した。
県警は、傘下の組員や共生者らを返済困難に陥らせることで藤友会の支配下に置き続け、組織の影響力拡大などにつなげていたとみて実態解明を進める。
