京都地裁:「心誠会」事務所を使用禁止 指定外に全国初
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京都地裁は27日までに、京都府暴力追放運動推進センターが「心誠会」の原田昇会長に事務所の使用差し止めを求めた仮処分申請で、センター側の主張を認め、暴力団事務所としての使用を禁止する決定をした。決定は20日付。
六代目会津小鉄会の分裂に伴い独立した心誠会は内紛状態にあり、同センターが2017年6月、事務所周辺で将来的に抗争が起き、住民の安全が脅かされる恐れがあるとして、事務所の使用差し止めを求めて仮処分を申請し、地裁がこれを認める決定をしていた。
しかし、府公安委員会が今年4月、六代目会津小鉄会の名称を「七代目会津小鉄会」に変更し、心誠会と対立する「四代目いろは会」の金子利典会長(76)を代表者に決定。心誠会が七代目会津小鉄会傘下でなくなったことから、同センターが同月、あらためて心誠会の事務所使用禁止を求め、地裁に申し立てをしていた。
指定暴力団以外の暴力団事務所に対し、使用差し止めが命じられるのは全国初。

京都地裁は27日までに、京都府暴力追放運動推進センターが「心誠会」の原田昇会長に事務所の使用差し止めを求めた仮処分申請で、センター側の主張を認め、暴力団事務所としての使用を禁止する決定をした。決定は20日付。
六代目会津小鉄会の分裂に伴い独立した心誠会は内紛状態にあり、同センターが2017年6月、事務所周辺で将来的に抗争が起き、住民の安全が脅かされる恐れがあるとして、事務所の使用差し止めを求めて仮処分を申請し、地裁がこれを認める決定をしていた。
しかし、府公安委員会が今年4月、六代目会津小鉄会の名称を「七代目会津小鉄会」に変更し、心誠会と対立する「四代目いろは会」の金子利典会長(76)を代表者に決定。心誠会が七代目会津小鉄会傘下でなくなったことから、同センターが同月、あらためて心誠会の事務所使用禁止を求め、地裁に申し立てをしていた。
指定暴力団以外の暴力団事務所に対し、使用差し止めが命じられるのは全国初。
