神戸山口組の旧本部「侠友会」事務所 売却の意向
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指定暴力団・神戸山口組が発足当初に本部事務所として使っていた「侠友会」の事務所について、所有者側が周囲に売却の意向を示していることが分かった。暴力団排除に向け、淡路市などが建物の買い取りを検討しているが、実現のめどは立っていない。
月に1度の「定例会」には、人口4万人強の淡路市に全国から高級車で直系組長らが訪れるようになり、地元で暴力団追放運動が活発化した。地元の委託を受けた暴力団追放兵庫県民センターが17年に神戸地裁に使用禁止を求める仮処分を申請し、同年、神戸地裁が訴えを認めた。地裁は昨年7月、使用禁止に違反すれば1日100万円の支払いを命じる間接強制を決定している。
建物は3階建てで、閉鎖後も神戸山口組若頭で侠友会の寺岡修会長が居住。使用禁止を受け、神戸山口組は神戸市中央区に本拠地を移転。仮処分決定後、建物の所有者側が地元などに売却の意向を伝えたとみられる。
指定暴力団・神戸山口組が発足当初に本部事務所として使っていた「侠友会」の事務所について、所有者側が周囲に売却の意向を示していることが分かった。暴力団排除に向け、淡路市などが建物の買い取りを検討しているが、実現のめどは立っていない。
月に1度の「定例会」には、人口4万人強の淡路市に全国から高級車で直系組長らが訪れるようになり、地元で暴力団追放運動が活発化した。地元の委託を受けた暴力団追放兵庫県民センターが17年に神戸地裁に使用禁止を求める仮処分を申請し、同年、神戸地裁が訴えを認めた。地裁は昨年7月、使用禁止に違反すれば1日100万円の支払いを命じる間接強制を決定している。
建物は3階建てで、閉鎖後も神戸山口組若頭で侠友会の寺岡修会長が居住。使用禁止を受け、神戸山口組は神戸市中央区に本拠地を移転。仮処分決定後、建物の所有者側が地元などに売却の意向を伝えたとみられる。