「旭琉会」会長死去に弔電 沖縄市役所と琉球新報が批判応酬
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沖縄県で今月死去した指定暴力団・旭琉会の富永清会長に、沖縄市が弔電を送ったことについて、沖縄市役所と地元紙「琉球新報」が批判を応酬する事態になっている。
琉球新報が「認識の甘さ露呈」と批判したのに対し、沖縄市は弔電を送った原因は地元紙の告別式広告だとして「自分たちの責任には言及せず、一方的に市だけを批判したのは不公平だ」と抗議した。
問題となったのは、今月12日に死去した旭琉会の富永会長に沖縄市が送った弔電。
琉球新報は20日付朝刊で事実を報じ、「暴力団にとって葬儀は『義理がけ』と言い、組織の勢力を誇示する機会となっている。公人から弔電を送られたとなれば、反社会的勢力が市民の一人として認められた形になる」と批判する識者談話を掲載した。
沖縄市は産経新聞の取材に対し、弔電を送ったのは琉球新報と沖縄タイムスの15日付朝刊で富永氏の告別式広告が掲載されたからだと説明。沖縄市の桑江朝千夫市長は「地元紙の告別式広告では旭琉会会長だということは分かりようがない」と述べた。

沖縄県で今月死去した指定暴力団・旭琉会の富永清会長に、沖縄市が弔電を送ったことについて、沖縄市役所と地元紙「琉球新報」が批判を応酬する事態になっている。
琉球新報が「認識の甘さ露呈」と批判したのに対し、沖縄市は弔電を送った原因は地元紙の告別式広告だとして「自分たちの責任には言及せず、一方的に市だけを批判したのは不公平だ」と抗議した。
問題となったのは、今月12日に死去した旭琉会の富永会長に沖縄市が送った弔電。
琉球新報は20日付朝刊で事実を報じ、「暴力団にとって葬儀は『義理がけ』と言い、組織の勢力を誇示する機会となっている。公人から弔電を送られたとなれば、反社会的勢力が市民の一人として認められた形になる」と批判する識者談話を掲載した。
沖縄市は産経新聞の取材に対し、弔電を送ったのは琉球新報と沖縄タイムスの15日付朝刊で富永氏の告別式広告が掲載されたからだと説明。沖縄市の桑江朝千夫市長は「地元紙の告別式広告では旭琉会会長だということは分かりようがない」と述べた。
