福岡県警小倉南署は、覚せい剤を営利目的で譲り渡したとして特定危険指定暴力団・
工藤会系組員ら2人を逮捕した。警察は2人の関係先を数十カ所家宅捜索し、覚せい剤約344グラム(末端価格約2000万円)と注射器1334本が押収されている。
同署によると、
工藤会系組員、池嵜誠容疑者(46)=福岡県春日市一の谷=と、家業手伝い、山口徹也容疑者(49)=福岡県宇美町桜原=ら2人は、今年2月福岡市東区の駐車場で43歳の男に覚せい剤0.5グラムを営利目的で譲渡した疑いがもたれている。先に逮捕された譲り受けた男の供述から2人が浮上した。
押収された大量の注射器は覚せい剤とセットで売られていたと見られている。