高齢者から500万円詐取 山口組系組員と住吉会系組員2人を逮捕
警視庁組織犯罪対策4課は、長男を装って高齢男性から現金500万円をだまし取ったとして、指定暴力団・山口組系組員、今裕哉容疑者(26)=住所不定=と、指定暴力団・住吉会系組員、柏原勇太容疑者(26)=東京都渋谷区=を詐欺容疑で逮捕した。今容疑者は容疑を認め、柏原容疑者は黙秘している。
同課によると、2人は詐取金を受け取る「受け子」と詐欺の電話をかける「かけ子」をつなぐ役割で、同一の詐欺グループに対し、それぞれが指示を出していたという。捜査関係者によると、近年は異なる暴力団組織が協力し、特殊詐欺を実行するケースが少なくないという。
逮捕容疑は1月8日、都内の男性(86)に長男を装って電話をかけ、現金500万円をだまし取ったとしている。
今容疑者らは「受け子」のまとめ役とみられ、受け子の逃亡を防ぐために組事務所に連れ込んで、顔写真や免許証などを提出させていた。その際、今容疑者は「分かっているんだろうな」などと言って受け子を脅し、犯行を指示していたという。
同課は、昨年末から今年2月ごろにかけて関東近郊で発生した同種事件十数件(被害総額約3千万円以上)に関与した疑いがあるとみて捜査を進めている。同課は、別の特殊詐欺事件でも24日に詐欺容疑で山口組系幹部らを逮捕している。
同課によると、2人は詐取金を受け取る「受け子」と詐欺の電話をかける「かけ子」をつなぐ役割で、同一の詐欺グループに対し、それぞれが指示を出していたという。捜査関係者によると、近年は異なる暴力団組織が協力し、特殊詐欺を実行するケースが少なくないという。
逮捕容疑は1月8日、都内の男性(86)に長男を装って電話をかけ、現金500万円をだまし取ったとしている。
今容疑者らは「受け子」のまとめ役とみられ、受け子の逃亡を防ぐために組事務所に連れ込んで、顔写真や免許証などを提出させていた。その際、今容疑者は「分かっているんだろうな」などと言って受け子を脅し、犯行を指示していたという。
同課は、昨年末から今年2月ごろにかけて関東近郊で発生した同種事件十数件(被害総額約3千万円以上)に関与した疑いがあるとみて捜査を進めている。同課は、別の特殊詐欺事件でも24日に詐欺容疑で山口組系幹部らを逮捕している。

