稲川会系組幹部に車を無償提供 男性と幹部に勧告
神奈川県公安委員会は16日、指定暴力団・稲川会系組幹部に自動車を無償で提供したとして、県暴力団排除条例に基づき県内にある商業協同組合代表理事の男性(63)に利益提供をしないよう、また稲川会系組幹部の男(44)に利益供与を受けないよう、それぞれ勧告した。
県警暴力団対策課によると、2人は以前からの知り合いで、男が電話で男性に暴力団対策法や暴排条例によって「最近では車も買えない」と話したところ、男性は「うちの車でよければ使ったら」と回答。昨年12月上旬、男性は組合の事務所を訪れた男に組合が所有する国産の普通乗用車を無償提供した。
男が交通違反を犯したことがきっかけで車が組合名義であることが判明。その後、無償提供の事実が発覚した。2人とも勧告を受け入れたという。

県警暴力団対策課によると、2人は以前からの知り合いで、男が電話で男性に暴力団対策法や暴排条例によって「最近では車も買えない」と話したところ、男性は「うちの車でよければ使ったら」と回答。昨年12月上旬、男性は組合の事務所を訪れた男に組合が所有する国産の普通乗用車を無償提供した。
男が交通違反を犯したことがきっかけで車が組合名義であることが判明。その後、無償提供の事実が発覚した。2人とも勧告を受け入れたという。
